Post on 2015-09-20

二子玉川のちょっと落ち着いた通り、柳小路にそれはある。柳小路自体が京都の小道を意識して作られた場所で、建物の雰囲気もそんなテイストでつくられている。
蔦が絡まる建物の引き戸を開けると、いきなりカウンター。照明は仄暗く、右手には急角度の階段。京都の町家をイメージしているのだろう。
一輪挿しや団扇が飾られており、和なテイストのなかできっちりした格好のバーテンダーがキビキビ動くのを見るのはかなり新鮮だ。
フルーツの盛られた皿の置かれたカウンターは低く、ソファ風の座りやすい椅子。

座ってヒュミドールを見せてもらう。
ちゃんと箱いっぱいにキューバンシガーが収められている。やや湿度の高いシガーだ。お店の好みなのだろう。
二階には5席ほどのカウンターと6人がけのソファ。

季節のカクテルをいただく。作りは悪くない。お通しはドライマンゴー。和風なバーはイロモノのような先入観があったが、なかなかどうしていい雰囲気だ。きょろきょろと見回しながらシガーを楽しむ。

二子玉川も開発がすすんでいるので、今後どんどんこのような店が増えていくのだろう。今から楽しみだ。

Post on 2015-08-24

自由が丘の駅から少し離れたビルの二階。
店内に入るとカウンターのみで、椅子は全てソファ席だ。このようにカウンターを低く抑えて座り心地を追求してくれている店は良い。

季節のフルーツでカクテルを頂く。
普通、というか果物を生かし切れていないイメージ。
マスターはパイプを咥えていたが、あまり上手ではないのか頻繁に火をつけて忙しない。足を引っかけてボトルか何かを割ったり、粗相が多いイメージだ。

お会計は、酒の内容からすると高め。
ヒュミドールの状態もあまり良くなく、自由が丘界隈のスノッビーが行く店、という感じだった。

Post on 2015-08-11

六本木の一角に、まるで古城の入り口のようなそのドアを開けるとそれはある。
会員制なのでカードキーで扉を開くと、地下へ通じる階段。
薄暗い照明に照らし出される荘厳な調度品、きらめくバックバー。雰囲気たっぷりだ。

座り心地のいいソファにかけ、シガーに火をつけたらまず今週のお肉は何か聞いてみよう。
このお店はシガーに合うお肉とシガーに合うドリンクをいつも用意してくれている。肉を食べながら口中に脂を残し葉巻を吸い酒で流し込む、えも言われぬ至福を感じてほしい。
ここまで葉巻のために向き合っているシガーバーは稀だ。

マスターバーテンダーはマンガにもなっている伝説の「レモンハート」マスターだった方。薫製やスパイス、もちろんお酒に非常に造詣が深く、その力が遺憾なく発揮されている。

シガーは酒とフードの力で相乗効果を発揮する。
いつも新しい感動を与えてくれる日本一のシガーバーだ。

Post on 2015-08-11

六本木のグランドハイアットの正面入り口、車寄せの横にあるイタリアンレストラン&カフェ。
結構広いお店なのだが、食事時は混み合う。ケーキを買いにくるお客さんも多いようで、スイーツに力を入れている。

食事を楽しんだ後はテラスに出てシガーを。
場所柄かそのようなお客さんや外人客が多く、シガートレイを用意してくれる（グランドハイアットで葉巻が吸えるお店はすべてシガートレイを出してくれる）。

オープンエアのシガーは大変気持ちよく、天気と季節が良ければ最高においしい。

ただ、テラスは車寄せの正面にあるのでひっきりなしにタクシーやホテル客の車がやってくる。
そういう六本木ならではの景色を眺めながらのシガーも悪くない。

Post on 2015-07-29

西麻布のちょっと入り組んだところにあるシガーハウス。一軒家のバーだ。
人づてにその存在を聞いて、ふらっと入ってみると、1階はオープンカフェのような作りのバーだった。
ガラスの棚が壁にあり、それをヒュミドール代わりに使っているようだ。
店内に水槽がありそれを眺めていると、なんだかリゾートに来たような気分になる。

早い時間だったのでノンアルコールドリンクでぼんやりしていると、2階はバーだという。
後の予定があったので今回は断念して、マスターと他愛ない葉巻の話で盛り上がる。

ドリンクも葉巻も価格は高く、品揃えは偏っているが、確かに変わった店だった。