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時間の重みを感じるクラシックなバー

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    • Parta
    • (16)
    • ★★★☆☆3
    • 2015-10-02

2015-10-02に投稿

自由が丘は、名前は通っているが何もない町だ。最近ではそろそろ、マダムの町ではなく、おばあさんの町と化してきている。
ヘルシーさがウリの飲食店が増殖して、なんとも居心地が悪い。

そんな中、自由が丘に昔からある「バー レイラ」へお邪魔する。
カウンター10席、テーブル4席ほどの地下の店舗。席と席の間は離されていて窮屈さはない。
背の高いスツールに腰掛け、足下に横に渡したパイプに踵を置く。
店内は薄暗く、バックバーや天井、調度品から20年近くの時の流れを感じる。クラシックな佇まいだ。

今日のフルーツを聞いて、梨とシャンパンのカクテルを頂く。葉巻に火をつけ、笑顔がすてきなご年配のマスターと話をする。
"日本にシガークラブができたばかりの頃、このカウンターのお客さん全員が、葉巻を燻らせて壮観でしたよ……"
このお店は「バーは煙と切っても切れない」というご認識のようだ。素晴らしい。
年季の入ったエリブルーのヒュミドールにも、葉巻は準備されている。

カクテル1杯とチャージで3000円。
隙のないサービスや、最新の技術もバーの魅力だろうが、こういうほっとできる場所は何にも代え難い。
自由が丘という町がどんどん変わっていく中で、変わらないバーを見つけた。

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