2015-09-28に投稿

松山の繁華街の地下に、明らかに周囲と雰囲気の異なる空間があります。壁にはダヴィッドの戴冠式が飾られ、甲冑や剣、戦斧などの調度品はフランスの古城に迷い込んだ雰囲気にとらわれます。カウンターの椅子はゆっくりくつろげるもので、テーブル席もゆったりとしたソファーが多い印象。バーの非日常感をここまで体現したお店はそうそうないと思います。メニューブックも大変に凝っており、ブラディーマリーだけでも趣向を凝らした数種類が載っていて選ぶ楽しみもあります。また、トイレも普通のトイレ（とは言ってもバーらしい清潔感のあるもの）と”本格的な”トイレがあり遊び心？を感じられる店内。雰囲気もさることながらカクテルの味、置いてあるボトルのチョイスも秀逸で、こういった非日常の空間で葉巻を燻らすことが何よりのリラックスになると言うことを再確認させてくれるお店です。

2015-09-28に投稿

すすきのの交差点を２ブロックほど南東に行き、まだ喧騒の残る通りにある雑居ビルの地下に降りる階段に脚を踏み入れると葉巻の上品な香りが漂ってくる。店内に入ると香りは一層確かなものになり、地上の喧騒を忘れて陶然とした心地になりそうだ。天を衝く、と言ったら大げさかもしれないが広々とした店内にある大きなバックバーに、モルト、ラム、コニャックなど所狭しと並んでおり、シガーとのマリアージュの相手にどれを選ぶか目移りしてしまう。他の客も皆思い思いの時間を過ごしている。バーテンダーさんも付かず離れずの接客で大変に居心地が良い。札幌の懐の広さをうかがわせる一件だと思う。

2015-09-28に投稿

東北一の繁華街、仙台国分町のほぼ中心にこちらのお店はあります。雑居ビルを二階に上がると、バーには珍しくガラス張りで店内を見渡せる入り口があります。お店の中で感じられる開放感はこの入り口にあるのかもしれません。スタイリッシュなデザインの店内の壁、カウンターなどを見ると都会らしい洗練された雰囲気があります。バックバーには新旧選りすぐったおびただしい数のボトルがあり、期待に胸が膨らみます。ボストンクーラーを注文するとマスターの川越さんの手際の良い所作でカクテルが調合されますが、ちょうどカクテルの真上にあるスポットライトでカウンターにカクテルが美しく浮かび上がります。シガーを取り出すとカッター、ライターを用意してくださいました。カウンターにはちらほらとシガーを吸われている方もいらっしゃいます。芳しい香りの中で、少し背筋が伸びるようなスッキリとした雰囲気で楽しい時間を過ごすことができました。

シガーは喫煙できますが、苦手な方のいらっしゃる時にはご遠慮いただくこともございます、と言われましたのでここに追記しておきます。

2015-09-11に投稿

神楽坂を登りきり、五十番を越えたくらい、一歩入ったところにお店があります。バックバーに所狭しと並ぶウィスキー、スピリッツ、リキュールのオールドボトルに圧倒されます。ゆったりとした椅子に腰掛け、マスターのお勧めを聞きながら色々なお酒を試してみます。おつまみのドライフルーツも葉巻によく合います。希少なお酒とともにいただく葉巻も乙なものです。

2015-09-11に投稿

中野駅北口、サンモールの脇のこ汚い路地を入った右手に入り口があります。とても分かりづらいので注意です。お店はとても暗く、カウンターの上がようやく見える程度。こちらはウィスキーの品揃えがよく、美味しいものを取り揃えてある印象です。神楽坂のジレは兄弟店とのこと。