ガハマテラス / GAHAMA TERACCE

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  • プールシガーという贅沢

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2016-08-30に投稿

<2016/6/18-19宿泊>
プールに浮かびながらプカプカとシガーを吸う。
経験者は分かると思うが、何とも言えない贅沢な時間である。

喫煙者の肩身が狭い昨今では、プールシガーは中々難しい。
静岡や千葉でも可能な施設はあるが東京からは少し遠い。
 (東京都心住まい目線ですいません)
東京でも可能な場所はあるが、1回120万円強のお金が必要となる。

距離と費用のベストな選択。それがガハマテラスである。

別府は東京から意外と近く、私の家からは3時間強で着く。自動車渋滞のイライラを考えると静岡や千葉よりも大分に軍配が上がる。繁忙期ともなると実際の移動時間も大分の方が短い。

またプライベートプール付の部屋が10万円以下で宿泊可能。東京でプールシガーを実現しようとする際の費用がバカらしくなるような値段なのである。
かといって、このガハマテラスが東京の施設に比べて著しく劣るということもない。
 (当然120万かけた場合よりもプールは狭くなるが・・・)

プライベートプールの広さや雰囲気は投稿写真を参考にしていただきたい。

プールシガーの際に利用する浮き輪は、自分の体格や好みにあったモノを持参することをおすすめする。
空気を抜けば荷物になるものでもない。せっかくなのでベストな状態を目指して欲しい。

シガーベニューの評価から少し逸れるが、施設やマチは人が作るということを別府と湯布院に行き本当に実感した。
このマチの名のある葉巻吸いが、吸う人も吸わない人も気持ちいいマチになるべく”指導”しているのがよく分かる。
内資中心でこれほど葉巻に理解のあるマチは本当に珍しい。

稀有なマチと素敵なプールシガー。
葉巻吸いにとっては文句なしの星5つであろう。

※プライベートプール以外にも葉巻を吸える場所はありますが、星5つの観点がプールシガーなのでその観点に絞ってレビューを記載しました

星のや東京 /

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★☆☆☆☆1

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  • 窮屈なサービス、窮屈な喫煙所

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2016-07-26に投稿

<2016/7/24-7/29宿泊>
葉巻好きで星のやにあえて泊まる人もいないだろうが、せっかくオープン直後に行ったのでレビューでも笑
もちろんシガーベニューとしては星1つである。

私の認識では、星のやは庶民が富裕層に憧れて行く宿である。
徹底的なコストカットをしている星のやでは富裕層が望むようなサービスは期待できない。
アマン東京が富裕層のための施設が否かは別として、少し比べてみよう。
アマン東京ではバトラーサービスを受けられる。コンタクトの洗浄液が切れた時、手紙を出して欲しい時、頼めば大抵のことはやってくれる。常連になると、宿泊ではなくシガーラウンジの利用だけでも様々なお願いを聞いてくれる。一方、星のやには何も期待できない。お茶の間ラウンジにお茶入れ係がいるだけである。
アマン東京ではメニューにない料理も可能な限り提供してくれる。もちろん営業時間であれば、昼夜問わない。星のやは、あまりにも融通がきかない。そう、星のやに来ると何故か私はマクドナルドに行った時と同じような気持ちになるのである。これはメニューの幅だけの話ではない。少人数のスタッフで回している星のやでは、朝食の時間からインルームダイニングが提供される時間まで、全てにおいたこちらの要望通りにならず、かつ事前にガチガチに決める必要があり、とても窮屈なのである。
コンシェルジェサービスをどちらの施設もうたっている。アマン東京のコンシェルジェは低レベルである。そして星のやのコンシェルジェは最低レベルである。何を聞いても、何か紹介してもらおうとしても、何か提案をしてもらおうとしても。何も期待通りや期待以上の応えは返ってこない。

これ以上、サービス全般について書いてもしょうがないので、知人の超大金持ちの言葉でしめて、葉巻関連の話題に移りたい。
「星のやってケチ」

館内で喫煙可能なのは2階にある喫煙室のみである。
もちろんシガールームではなく普通の喫煙室だ。
飲み物やおつまみの提供は可能か聞いてみたが、無理とのこと。
スペースのイメージは投稿写真を参考にしていただきたい。
この喫煙所の前がスタッフ用の通路に隣接しているため、出入りの音が激しく聞こえ、落ち着けない。
様々な葉巻吸いがいるが、ただ吸えればいい、という人は少数派であろう。ただ吸えればいい、という人以外は星のや東京の喫煙室は使わない方がいい。cigarmapで近隣施設を探して、他の場所で葉巻を楽しもう。

アマネム / AMANEMU

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★★★★☆4

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  • 超高級リゾート、さて葉巻は・・・

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2016-07-06に投稿

<2016/3/1-3/3宿泊>
本州初の超高級リゾートが2016/3/1にsoft openした。
アマンで予定通りに開業した施設は初なので、まずはそれを祝福したい。

アマン東京でアマンブランドに対する信頼が崩れた人も安心して欲しい。
アマネム(アマン伊勢志摩)はアマン東京とは格が違う。

しかし、リゾートとしては星5つでも、シガーベニューとしては星3.5~4くらいであろう。
そのためシガークレイジーではなく、葉巻が好きなお金持ちにおすすめしたいリゾートだ。

時系列で旅の軌跡を振り返ってみたい。

【予約と旅の相談】
アマネムとの具体的な滞在の相談はsoft openの2ヶ月程度前から始まった。

一番苦労したのが交通手段である。
当初は、名古屋からの電車やタクシーの利用を提案された。
とんでもない話である。
リゾートでゆったりした時間を過ごすためには、往復の交通手段も重要である。
近鉄特急で伊勢志摩に行くくらいなら行かない方がいい。
相談の結果、往路はクルーザー。復路はヘリを使うことにした。
どちらもセントレア発であるため、乗り継ぎの便利さを重視し、羽田から飛行機を使うことにした。
しかし羽田⇔セントレアの便数は以下の通り少ない。
●羽田⇒セントレア
 8:05→9:05(JAL)、17:55→19:99(ANA)、19:15→20:20(JAL)
●セントレア⇒羽田
 7:50→8:50(JAL)、7:55→8:55(ANA)、21:00→22:00(JAL)
アマネムの担当者と何度も打ち合わせをして、往復ともに早朝のJAL便を利用することにした。
アマネムの到着が12時前となるがアーリーチェックインは問題なく受け入れていただけた。これは前日の宿泊者の有無によるだろうが。
ちなみにアマネム担当者との打ち合わせが迅速に出来ず、久しぶりに飛行機で普通席に乗ることになった。
しかし、滞在1週間前に驚愕の連絡をいただく。
クルーザーは船会社がお粗末な会社なため用意できず、ヘリも飛ぶ条件が複雑とのこと。
結局、往路はクルーザーではなく、タクシーになった。
外国人なら日本の高速道路や田舎の風景を喜ぶかもしれないが、日本人にとっては見慣れた苦痛の3時間弱でしかない。
ヘリは朝の霧の状況などによっては飛ぶのが遅れるため、飛行機に間に合わない可能性があるとのこと。
飛行機に遅れたらチケットを無駄にしてもよく、その際は新幹線で帰る旨をアマネムに伝え、何が何でもヘリに乗る方針とした。
結果的には今回の場合はこれが正解になったが、天候によっては最悪の結果になっていた可能性もある。
東京からアマネムに行く場合は、名古屋ではなく京都経由の方がよいかもしれない。
セントレア→アマネムの場合、見下ろす名所は伊勢神宮くらいしかないが、京都伏見→アマネムであれば、無数の名所を見下ろしながらのフライトとなる。
また、京都のヘリポートは伏見にあるため新幹線との接続がよい。タクシーで20分程度ではないだろうか。
新幹線なら繁忙期以外であれば事前にチケットを取る必要もない。
特に葉巻吸いであれば、喫煙車両を狙うはずなので、混雑することはまずない。
なお、ヘリは名古屋と京都の他に関西国際空港からも飛んでいる。

アクティビティや食事、スパのメニューも直前まで決まらなかった。
食事やスパはホテルとしては最上位に位置するレベルである。
料理長は、コンラッド出身の稲葉氏。アマン東京はマンダリン色が強かったので、また違ったテイストを楽しめそうである。

アクティビティは、数が少なくこれからの改善を期待したい。
特にリゾートでロマンティックディナーがないのはありえない。
場所を探しているとのことであったが、早急な対応が必要である。
また、せっかく英虞湾にあるのに船遊びができないのも残念である。
船の上での葉巻もまた格別である。
アマネムで船の購入を検討しているとのことなので、続報を待ちたい。

海女小屋体験を”はちまんかまど”にするのはやめたほうがいいのではないだろうか。
アマネムに泊まらなくてもできる体験である。
アマンであれば自分たちで海女さんを雇い敷地内に海女小屋を建てるくらいのことをやって欲しい。

と、色々と不安がありながらのアマネム訪問となった。
アマンジャンキーにとっては、このオープンならではのドタバタも楽しみなのかもしれないが、私はあいにくそういった楽しみを感じるタイプではない。

【往路】
早起きをして羽田空港に向かう。
飛行機の普通席はやはり狭い。
セントレアまで我慢の1時間である。
到着ロビーに着くとmkタクシーの担当者が出迎えてくれ、タクシーまで荷物を運んでもらう。
しかし、これまた退屈な車の旅を3時間。

やっとアマネムの標識が見えたと思ったら、道を間違え右往左往。
アマネムの標識は非常に控えめなので不慣れな運転手の場合は自分で注意する必要がある。

【アマネムに到着】
パビリオンで久代GMやフロントマネージャーの歓迎を受ける。
やっとアマンに来た感じがする。
お茶でしばし会話を楽しみ、その後施設を案内していただく。

パビリオンの右手奥はライブラリーとなっている。
本は伊勢にちなんだものも多く、退屈しない。
目を引いたのはボードが和紙のチェスセット。60万のお値段らしい。紙って高いのね。

カートでパビリオンからスパに移動する。
アマネムは広いため海外のリゾートのようにパビリオン、スパ、客室、ダイニング、マリーナなどをカートで移動することになる。
もちろん散歩をしても楽しい道のりである。
ただしスパだけは他の施設と少々離れた位置にある。
他の施設から行くとアップダウンのある道を15分程度歩くのでカートをおすすめする。

今回の滞在もその日の気分で予定を入れようと思っていたので、貸切り温泉以外スパの予約はしていなかった。
これが失敗であった。
スパは予約で一杯。初日の14:30-15:30以外は空きがないとのこと。
しょうがないので1時間だけ施術をお願いする。

珍しく雪が舞う伊勢志摩。
寒いので早速貸切り温泉に入る。
外湯と内湯があり、外湯にはベッドもある。
ゆったりとした作りで3時間39,053円。
しかし頼んだフルーツが待てど暮らせどこない。
フルーツが着いたのは頼んでから1時間以上経った後。
というか宿泊前の相談で貸切り温泉にフルーツを用意しておくよう頼んでおいたのだが。
スパ施術の直前なので控えめに食べて終了。

スパの施術自体は、可もなく不可もなく。

【客室】
客室に移動。
客室は点在しているためプライバシーが保たれている。
お金に余裕があるなら是非ヴィラに泊まって欲しい。
リゾートは部屋に籠る人もいるため、そのために必要な全ての設備があると考えてよい。
ヴィラには温泉もテラスもキッチンもリビングもある。
スイートにはキッチンとリビングがないので、お籠りには少し不便かもしれない。
なお喫煙できるのはテラスや庭などの屋外のみである。
英虞湾の眺望によって、”mori””sora””nagi”という3つの部屋がある。
“mori”が一番安く英虞湾はほとんど見えない。
“nagi”は英虞湾が一面に見え最も高い。
“sora”はその中間といったところだ。
ヴィラで籠るなら”nagi”か”sora”にすべきである。
スイートであれば、共有スペースの絶景スポットは沢山あるので、どの部屋タイプでもそう変わりないだろう。
個人的にはダイニングに一番近いsoraスイートが気に入っている。
各共有施設へのアクセスが最もよいため(マリーナ除く)徒歩での行き来が苦ではなくなる。

【食事】
客室からダイニングに行く。
前述のsoraスイートから歩いて2,3分程度である。
ダイニングレセプションが中央にあり、奥の右手がダイニング、左手がラウンジとなる。
奥の中央には暖炉(しかし暖房機能はなし)のあるテラスがある。
またラウンジの奥には温水プールがある。
喫煙可能なのは暖炉があるテラスとラウンジのテラスのみである。

ダイニングで1回目のランチ。
松阪牛のすき焼き膳を頼む。
あぶらこってりの肉3枚に満腹。野菜や豆腐なども十分な分量である。
割り下は上品な味。
あえてアマンですき焼きを食べる価値は感じないが、それでもすき焼きを食べたければ食べればよい程度の味である。
連れは天丼を食べていたが、これが最も気に入った料理とのこと。

【そして葉巻】
暖炉のあるテラスで葉巻を楽しむ。
未だアマネムには喫煙具がないため灰皿も持参することになる。
シガークラブ経由でアマン東京のラウンジマネージャー大野氏が選らんだシガーをアマネムも用意しているので、喫煙具も近いうちに用意されるはずだ。
アマネムのシガーは、シガークラブの味である笑

しかし寒い。
ブランケットを3枚着て修行のような寒さの中、葉巻を吸う。
暖かいドリンクもすぐに冷たくなる。
周りの人から見れば完璧に変質者かもしれない。

そんな変質者に常に声をかけ面白い話をしてくれるアマネムのスタッフたち。
これがアマンクオリティなのだなぁ、としみじみと感じる。

【スパブティック】
出会いもあった。
アマンタカ(ラオス)に服を卸しているSachiko Kobayashiというデザイナーと意気投合し、長時間語り合う。
アマネムでもスパブティックで彼女の服が購入可能とのことだったので、さっそく次の日に購入。
ジャケットで12-15万程度。スカーフが6-10万程度なので、安いと思う。
欧米の宿泊客も奥さんのお土産に買っていた。
連れはラティーナ氏(アマン全体のインテリアデザイナー)に服を選んでもらいご満悦。
こういったコミュニケーションがまた楽しい。
スパブティックにはミキモトの御曹司も来て、真珠と洋服のコラボレーションについて商談をしていた。

日が落ち寒さも真冬並みになってきたので客室に戻る。
しばらくだらだらしていたが、小腹が空いたので寿司を頼む。
うん、すしざんまいとは言わないが、美味しくない。
アマネムで寿司は食べないほうがいいだろう。

往路のタクシーで疲れたので早めに就寝。

【3/2の朝】
翌朝は5:30頃に目覚める。
空がほんのり明るい。
日の出を絶景スポットで見るためにダイニングに行く。
道程の草木に霜がおりている。
風流だが寒い・・・
しかし、その寒さを我慢しても価値のある日の出であった。
プールサイドからの日の出は絶景である。
これは言葉や写真ではあらわせない。
滞在中に1度は是非見て欲しい。
アマネムのスタッフに日の出の時間を聞いて、その30分くらい前にプールサイドに行き、1時間程度そこにいれば、日の出や鳥のせせらぎ。漁船の出航する音など、伊勢志摩の自然を感じられるはずだ。

朝食はがっつり食べた。
松阪牛の炭火焼きとフルーツの盛り合わせを楽しむ。
脂たっぷりなので炭火焼きはハーフでいいかもしれない。
連れはヨーグルトとパンケーキで軽い食事を楽しんでいた。

客室で荷物を整えスパまで歩いてみる。
前から迫ってくるカート。運転手がぶんぶん手を振っている。
久代GMである。「おはようございまーす」。
アマネムの”女将”は元気で気持ちがいい。
しかし、アマン東京の某氏によると「久代さんは真っ直ぐ走れないので乗らないほうがいいですよ」とのこと。真偽は定かではないが笑
何にせよ楽しいコミュニケーションがそこら中に落ちているのがアマネムである。

スパまでは遠いが、1回目の歩きということもあり色々と楽しめた。
綺麗な鳥を発見するなど飽きない散歩であった。

スパでSachiko Kobayashiやラティーナと談笑。
その後、ダイニングに戻る。

【3/2の昼~夜】
ここからは夕方まで暖炉テラスで連喫。
日があると暖かいが風が吹くと寒い。
しかし、こんな1日でも顔がほてるくらい日焼けをした。
夏暑く冬寒い過酷な環境かもしれない笑

部屋で小休止を取り、夕食を食べにダイニングへ。
先付とお凌ぎのアラカルトメニューを全てオーダーし、伊勢海老のお造りと鮑の塩釜焼きも頼む。
先付は、真珠貝蛍烏賊旬野菜黄味酢掛け、根三つ葉浅利の煮浸し柚子胡椒香り。お凌ぎは松坂牛と雲丹の巻寿司、カナッペ風ばら寿司、ひと口黒トリュフ蕎麦。
一番おいしかったのは、三つ葉のお浸しであった笑
連れはすき焼きを食べていた。
私だけで5万超の夕食であったが、アマネムが推している食材を全て食べたので満足である。

スパまでカートで送ってもらい、サーマルスプリングを楽しむ。
まぁ、簡単に言うと水着で入るおしゃれな温泉である笑
星空を眺めながらゆったりとした時間を過ごす。

連れの着替えを待つ間、アマンコラ(ブータン)の久保田氏と話す。
サミットの話やアマンガニ(アメリカ)の話を聞く。
伊勢神宮はヘリポートがないためVIPも車で訪れるとのこと。但し、湾から伊勢神宮の道は細く木が生い茂っている。
木に何かしこまれる可能性があるため、壮大な伐採をやっているとのこと。
またアマンガニはチェイニー元副大統領の地元で奥様が常連だったとのこと。
SPの量が半端なかったり、到着の10分前からエレベーターを開けていたりと色々な苦労があったとのこと。
一方、ブータンでは国王が来ても「あっ、国王がいる」程度のお国柄とのこと。

スパから客室までは久保田氏の運転。
カートが入ってはいけない歩道を爆走(笑)
僕「ここって通っていいのですか?」
久保田氏「はい、大丈夫です」
僕「みんなぐるっと回っているから駄目だと思っていました」
久保田氏「前にここを走ったら怒られましたが、ライトに当てなければ大丈夫です!」
だめやんwww
この人面白すぎる。
世界のアマンにはこういう面白い人が沢山いるのだろうな、と思った次第。

ラウンジに行き、ジンリッキーを飲む。
うーん。
せっかくだから珍しいお酒はないか聞いてみる。
普通のブラントンが提案される。
うーん。
カモミールを飲んで客室に帰ることにする。

明日はヘリが早いので早めの就寝。

【復路】
5時30分にモーニングコール。
6時にダイニングレセプションに来てくださいとのことだが、荷物あるからカート頼んでおいたのだけどな・・・
カートを再度お願いする。
6時少し前にカートが着く。
そのままダイニングレセプションへ。
5人くらいのスタッフが迎えてくれるが皆眠そう笑
お会計は1,700,000円弱。二泊三日でこの値段は庶民が来られない。それが客層の質を維持することに繋がり逆にありがたい。
お会計に飛行機で食べるお弁当の値段が入っていなかったので指摘。
みんな眠いのである笑

さくっとお会計が済んだので、プールサイドからしばし夜明けの空を眺める。

カートでパビリオンまで移動し、パビリオンからホテルカー(レクサス)に乗る。
アマネムのゲートを車で通りぬけ、伊勢志摩国立公園の大きな駐車場に向かう。
うん、ヘリは着いているがヘリポートじゃなくて普通の駐車場w
ヘリの奥に軽トラがあるのが何ともリアルな風景。

ヘリは朝日航洋の運航。

ヘリの羽の霜をとってから離陸。
アマネムのスタッフたちが手を振っている。

しばしの空中散歩。
山と湾の絶景が続くが、すぐに飽きる。
ヘリによく乗っている人は知っているだろうが、ヘリとは1,2分で飽きるものなのである笑

機長と副操縦士が何やら会話を始める。
機長「ここらへんか」
副操縦士「もう少し左かもしれませんね」
ん?この人たちはセントレアの位置もしらないのか・・・と不安になる。
機長「左に見えるのが伊勢神宮です。旋回しますね」
おおっ、伊勢神宮を空から拝むためにルートを考えてくれたようである。
これはうれしいサプライズ。

あとはセントレアまで退屈な移動を楽しむことになる。
しかし25分という価値は90万円に耐え難い。
あっ、アマネム→セントレアは片道90万円です。
 (一番小さい機材を使って)

セントレアに着くと朝日の人が出発ゲートまで荷物を運んだり搭乗の手続きをサポートしてくれたりアシストをしてくれる。
うん、便利。

飛行機にギリギリで滑り込み、離陸。
アマネム弁当を楽しむ。
まぁ2,500円にしてはかなりいいお弁当だと思う。
もう少し冷えても美味しいということを考えたほうがいいかもしれないが。

遠足は帰るまでが遠足。

東京に着いてすぐにアマン東京に向かう。
アマン東京のスタッフとアマネムでの思い出を分かち合いながらホワイトアフタヌーンティー。
いい旅であった。

ザ・ラウンジ・バイ・アマン シガールーム / The Lounge by AMAN CigarRoom

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  • 東京随一の総合力

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2016-06-05に追記

新GMマークハンデルとなってから次々となされたシガーラウンジの改悪。
・紙巻きタバコも喫煙可に変更
・非喫煙者であるアフタヌーンティー客をシガーラウンジに入れているため、シガー吸いはその客達に臭いとか言われる
・アフタヌーンティーの予約客を取り過ぎて、会員の我々も入店できないことがある
・ボトルロッカーが入会金無しの年会費10万円に変更となり、更に客層が下がると予想される

ずっと懸念はしていましたが、貧困層向けのホテルになってしまいました。
外資が東京で真の高級ホテルを運営するのは無理なのかもしれません。



2015-11-22に追記


※2015年末にGMが交代となる予定。新GMは、大阪リッツカールトンGM。新GMが葉巻を嗜むか不明。



2015-11-13に投稿

低評価の店ばかりレビューを書いて申し訳ない。高評価な店は既に誰かが素晴らしいレビューを書いていることが多い。そのため、私が同じ内容を駄文で書く必要もない。
しかし、やっと星5つの店のレビューが書ける。
なお、他者のレビューが素晴らしくないわけではなく、私がアマン東京の常連であるため、より詳しくレビューできると思った次第である。

私の評価基準における星5つは、そこだけを目的地として訪れる価値のある店である。
そこにしかない何か。魅力的すぎる人。卓越した総合力。そういった特別なモノを持っている店である。

アマン東京シガーラウンジの魅力は、総合力である。
そのため、長文ご容赦いただきたい。

【ホテルに入る方法】
シガーラウンジに入るためには、4つの正攻法がある。
1. 宿泊する
2. ラウンジを予約する
3. スパの会員になる
4. ラウンジの会員になる

他の方法として、定期的にホテルが開催しているシガーセミナーへの参加等も挙げられる。
もちろん誰でも参加可能である。
しかし、イベントは慌ただしくなることが多い。
葉巻をゆったりと楽しむためには、イベント以外での訪問が望ましい。

東京に住んでいない方は、宿泊時に利用すればよいだろう。
東京に住んでいる人には、ラウンジ会員を勧めたい。

ラウンジ会員は、初年度70万円弱+ボトル1本の料金でなれる。ボトルは何でもよいが、ホテルから購入する必要がある。
年会費は30万円強。期間は1-12月であり、月割や日割はない。
高いと感じるだろうか。安いと感じるだろうか。月々3万円と考えれば、私は安いと感じる。
私の過去の経験上、アマンを楽しもうと思えば1泊2名で最低30万円は必要だ。それを考えても安い。
私も当初は行く度に宿泊していた。ラウンジを予約して訪れたこともある。しかし、頻繁に利用するようになり、ホテル側からラウンジ会員での利用を提案された次第だ。
様々な葛藤があったが、現在は会員になって良かったと思っている。

運動をする人はスパ会員でもいいかもしれないが、初年度700万くらいだった記憶がある。(巷の記事は、税などを抜いた金額を書いているので注意!)
週1レベルで利用しないと、都度のスパ予約の方が経済的となる。

【シガーラウンジにたどり着くまで】
上で正攻法と書いた理由がある。
アマン東京は、1階エントランスで入館者のチェックをしている。
顔を覚えられているか、氏名を告げないと入館することはできない。
稀に強行突破をするおばちゃんがいるらしいが、葉巻吸いにそんなことはして欲しくない。正攻法で堂々と入館しよう。

入館者チェックを先に書いてしまったが、初アマン東京であれば道に迷う人もいるかもしれない。

タクシーもアマン東京を知らないことが多い。「大手町駅前交差点までとりあえず行ってください」と言えば通じるだろう。
アマン東京がある大手町タワーが見えたらビルの東側からホテルに入れる旨を告げよう。
自家用車であればカーナビからのバレーサービスでよいだろう。

地下鉄であれば、案内図を参考に大手町タワーの下まで行き、エスカレーターで1階まで上がろう。周りをゆっくりと見渡せばアマン東京のエントランスが見えるはずである。
大手町をよく使う人であれば、丸の内線と東西線の連絡通路に大手町タワーがあると言った方が早いだろうか。

歩きであれば、ビルの南側からの入館が気持ち良い。
オーテモリを南から北に歩くとアマンカフェが見える。アマンカフェを右に曲がるとカフェの入り口に相対する形でホテルの入り口が見えてくるだろう。

エントランスを見つけ入館チェックが終わると、あとはシガーラウンジまで案内されるだけだ。

シガーラウンジに入ると、”DBJ”と書かれたビルが眺望を台無しにしていることに気付き、落胆するかもしれない。アマン東京シガーラウンジの眺望は、絶景とは言い難い。
眺望がベストな席は、左手奥のソファー席だ。「DBJ」が横にずれ、スカイタワーが視界に入るようになる。

【メニューとオーダー、そしてシガー】
アマン東京ではメニューを見なくても注文が可能だ。食材と設備さえあれば、メニューにない料理も作ってくれる。スープを一から作るなど、時間がかかる場合は無理だが。
そのため、私のオーダーは「サラダとスープを適当に。サーロインのグリルをブルー、フィレをミディアムレアで。全てハーフでお願いします」という感じだ。
メニューに縛られず、食べたいものを食べたいだけ食べよう。
なお、高級ホテル全てに言えることだが、ラウンジでレストランの料理を楽しむことも可能である。ただし、1階カフェのメニューは設備の関係上、提供できない場合がある。

料理のレベルは、マンダリン東京と同レベルと考えて問題ない。料理人たちやレストランのコンサルティングをしているのがマンダリン出身者なので、当たり前と言えば当たり前なのだが。

ドリンクの種類は流石。ただし、カクテルは弱い。ソフトドリンクや注ぎモノを飲もう。
カクテルもお酒が苦手な女性にはウケがよい味である。外資ホテルらしいと言えば伝わるだろうか。それとも、ディタ味のカクテルが得意と言えば伝わるだろうか。
一流のバーテンダーが入社してくれれば・・・と、いつも思っている。

フードとドリンクのことを長々と書いてきた。
そう、アマン東京は葉巻を吸いながら、多くのフード&ドリンクを楽しめるのである。
極端な話、刺身定食と葉巻。天ざると葉巻という組み合わせも可能である。
この自由度、総合力こそ、私が星5つとした理由である。

シガーラウンジの入口側を見ると壁がヒュミドールになっている。開業当初は湿度管理のみをしていたが、つい先日温度管理機能が付加された。
VIP用の特別な葉巻以外は、全て視界に入るようになっている。
好みの葉巻が見つかったら、スタッフに声をかけよう。ただし、マネージャーの大野氏以外は葉巻を勉強中である。状態の良い葉巻を望むなら自分で選ぼう。
開業当初からいる今井氏と峰岸氏は、葉巻に大分慣れてきた。しかし、その他のスタッフはまだまだまだまだ勉強が必要な状態だ。
なお、私は話を振ったことがないが、GMも葉巻を嗜むらしい。興味がある人は話しかけてみてはどうか。楽しい時間となるかもしれない。

アマン東京の葉巻を吸うと、1つの仮説が浮かぶ。
アマン東京の仕入先は、シガークラブやブルーベルが主である。
しかし、シガークラブで売っている葉巻よりも美味しいのだ。確かに個人輸入に比べると劣る。しかし、吸えないレベルではない。
そのため、私はあえてアマン東京の葉巻をなるべく買うようにしている。この空間がいつまでも存続することを祈り、応援するために。

話がそれた。

実は、葉巻吸い達が諸手を挙げて星5つを付けるあの店やあの店も葉巻が急に足りなくなった際に、シガークラブから購入することがある。
アマン東京と同様、その場合もシガークラブより美味しいのだ。
よく、香港経由、日本流通の葉巻は3,4級品であるという噂を聞く。1級品は、キューバとスペイン。2級品は、その他ヨーロッパ。3,4級品をその他の国に輸出するという噂である。
しかし、アマン東京の葉巻がシガークラブの葉巻より美味しいという私の主観は、日本流通品の初期品質問題だけでなく、シガークラブの保管状況も劣悪であることを示唆しているのではないだろうか。
正規代理店がこの状況では、葉巻が日本で広まるはずもない。頑張って欲しい。

なお、東京で美味しい葉巻を売っている店のほとんどは、保管状態に店主の好みが色濃く反映されている。
化粧香を好み、それを引き出す店主。枯れ感と熟成感のギリギリを攻めるマネージャー。早売りのために分かりやすい甘味を引き出すマスター。杉好きの店主。人工的な甘味が好きな店主。などなど。
そのため、スタンダードな管理の葉巻を国内で楽しむという意味では、アマン東京は最上位の品質と言えるかもしれない。

【サービス】
正直言うとアマン東京のサービスは好き嫌いがあると思う。
全てがゆったりとしているため、時は金なりという人は遅いと感じるサービスだろう。
距離感も普通のホテルよりもかなり近い。

銀座のバーホッパーよりも、港区の葉巻吸いの方が相性の良いホテルかもしれない。

“第二の家”に帰ってきた気持ちで、ゆったりのんびりと。
そういう付き合い方をすれば、サービスに対する不満はなくなる。つまり、ホテルではなく客が合わせる立場なのである。

【最後に】
アマン東京よりも葉巻が美味しい店。ドリンクが秀逸な店は沢山ある。
しかし、設備・フード・ドリンク・葉巻・サービスという総合力で、アマン東京を超える施設は東京に存在しない。
その総合力を存分に活用して欲しい。

ハバナベガス / HABANA VEGAS

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  • 他人の人生という究極の道楽

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2016-01-01に投稿

「バーは食における究極の道楽だ」
某有名バーホッパーの言葉である。

この店は道楽としてのバーという側面がある。
基本的なお店の情報は他のレビューに譲り、道楽としての顔を書き綴る。

少しバーに慣れてくると、若手を育てたり応援したりということをしたがる客がいる。
技術に注文をつける人もいるし、お金を使い経験を積ませる人もいる。
こういったことはどんなバーでも行われているし、レストランでも同じような光景を目にすることがある。

このお店の道楽というのは、そういうチンケな類ではない。
そういうチンケな道楽は、名バーテンダーや名シェフ、名サービスマンを作っても、所詮1つのカテゴリーにおける楽しみでしかない。

例え話で説明しよう。
遥か昔の銀座で、生娘に数千万円のお金を注ぎ、いっぱしの蝶に育てていた人たちがいる。
生娘が蝶になるまでは指1本触れない。
礼節を習わせ、茶道花道に親しませ、本物を買い与える。
3年もすれば生娘は蝶となり、その時に初めて彼女を女性として認める。
その蝶は単なる名ホステスではなく、広がりと深さのある人間である。
これは、「一夜で500万使ったんだからヤらせろよ」というIT社長では到達できない世界である。

オーナー竹中光毅氏の人生を楽しむ客を眺め、粋ということはどういうことなのかを学ぶ。
竹中光毅氏がこれからどんな人生を歩んでいくか眺める。
庶民の私が道楽劇場の観客になっているとも言える。

文化としてのシガーへのスパイス。
とても貴重な店なのではないだろうか。

この論理破綻した文章から、この店の広さと深さが伝われば幸いである。

夜20時以降、ハバナべガスの2階でお会いしましょう。